ばいばい、先生。【短】
「まぁね・・・。知ってる?先生って、いちごが好きなんだって!この前、教えてくれたんだ~」
なんて、自慢話までしちゃう始末。
ダメだな・・・・わたし。
そう思うけど、この想いだけは誰にも負けないし・・・・
先生の事、諦めるつもりもない。
これが好きになってしまった者の、“さだめ”なのかな。
そんな想いの中、私は2年生になった。
先生は、一年生の担任になった。
2年にきてくれることを心から願ったけど・・・・
一年生の方へ行ってしまった。
しかも担任なんて・・・・。
もう一度入学したい、なんて本気で思う。
「先生、担任なんだね、一年生の」
部活が終わり、私は先生のもとへ行った。