ばいばい、先生。【短】
「ん?なんだこれ・・・」
手紙をあけると、告白の文章とメールアドレスが目に入った先生は、私に手紙を返した。
「・・・え」
「俺は、この子の気持ちには答えられない。わざわざ持ってきてもらったお前には本当に悪いと思ってるが・・・・これ受けとけれない。どうしても納得がいかないのなら、本人に俺のとこに来るように言ってほしい。」
先生はとても辛そうな目をしていた。
俺なんかに想いを寄せてくれるのは嬉しいけど・・・って
先生・・・
じゃあやっぱり、私からの告白も迷惑だよね。
そんなモヤモヤな気持ちを抱えたまま、数か月が過ぎた。