ばいばい、先生。【短】






「せ、先生・・・」




先生は、その子に優しく微笑み、手を差し伸べた。





その子も先生の手を恥ずかしそうにギュッと握った。




見たくない・・・・



そう思った。



だって・・・・先生のあんなに優しい表情、見たことなかった。




いつも優しくて生徒思いの先生だけど・・・





何かが違った気がした。






< 9 / 18 >

この作品をシェア

pagetop