副業サンタと見習いサンタ【仮】
これでサンタの仕事は終わり。ではないのじゃ。
これから毎年あるわけではないが、手紙の返事を書かないとならない。

返事は年内にその家のポストへとバレないように昼間に届ける。


朝起きて少女にどうだったか聞いてみると、楽しかったのか笑顔で頷いてくれた。
少女がちゃんと喋ってくれるようになってから見習いの話は本格的に出すことにした。


最近もう1つ気になっておる事がある。
夢に毎日出てくる女の子、名前は絵里というらしい。
その子の事じゃ。

お互い夢の中で会ってるため、既に何度か夢の中で会ってはいるものの女の子は毎回忘れてしまうようだ。

その女の子も一緒に住まないかと特別条件付きで誘ってある。
少女のお姉さん代わりになればいいと思っての。




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