想思相愛
やけに楽しそうな
笑顔を浮かべる。

こっちまで楽しくなってくる。

哉太の思い出の場所は
のどかで空気のいい町。

将来、ここに住みたいな。

「こっち来てみ!」

哉太の手を握り行ってみると

綺麗で自然に満ちている
草原があった。

「綺麗やなあ」

「やろう?」

「うん、裸足で
走りたくなっちゃう!笑」

「ハハハ、走ったらええやん!笑」

「哉太もね!!」

「俺もかい!!笑」

僕と哉太は裸足に
なって草原を走りまわった。

「気持ちいい!!」

「ほんまやなあ」

手を繋いで走りまわる
僕らはまるで子供みたい。
夢中になって走ってると
後ろから誰かを呼ぶ声がした。

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