雨が降ったら恋の予感
玲斗さん、さっきから周りからの視線を、すっごーく感じるのは私の気のせいでしょうか?
「おい?コレとか、どう思う?」
いきなり話かけてきたから、ビックリンゴ!
やばや馬肉!
「それより、コッチの方が女の子っぽくていいと思うよ?」
私が選んだのは、沢山のキラキラのピンク色のストーンが散りばめられたハート型のネックレス!
とっても可愛いぃ~‼
だけど、こうやって玲斗の彼女の誕プレを選ぶ度に、玲斗の彼女への熱い思いが伝わってきて泣きたくなる…
いっそ、あの小動物みたいな彼女を丸焼きにして食べてやりたい!
「ありがと!これが一番いいと俺も思う!じゃぁ、帰るかっ」
そうか…今日は、彼女の誕プレ選びのために玲斗と出かけてるんだった!
「彼女、きっと喜ぶよ!今日は、楽しかった‼ありがとーww」
私は必死に笑顔を取り繕った…