あなたに出会えて....





「それで君達が持っていた怪しい箱というのはどういう物なんだい?」




「アレはケータイです。」




「けえたい?」 




「はい。」




「アレは武器かなにかか?」




わお。



眉間にしわ寄せた鬼さん、いきなり話しかけないでよ。




びっくりすんじゃん。




「いいえ違います。あのつかぬ事をお聞き致しますが今は何年でしょうか?」





「....文久3年だ。」




怪我な顔をしながらも教えてくれる鬼さん。 



ってか....ぶんきゅう?何それ。




「あのぅ....」



今まで黙っていた舞姫が突然
とんでも発言をかました。




「私達が時を渡ってきたと言ったら笑いますか?」





「え、ちょっ舞姫!?」




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