あなたに出会えて....
。*舞姫side*。
『............場所は....』
あの馬鹿っ。
スパンッ
「琴音っ!少しやり過ぎ!」
気づいたら私は琴音を部屋から連れ出していた。
「舞姫離してよ!」
バチンッ
「....っ....」
「何考えてるの!?歴史を変えたら私達の住む未来が大きく変わっちゃうのよ!お願いだから歴史を変えないで!」
「でも....でも変えないと皆が....っ....!」
「そんなの分かってる。皆を助けたい琴音の気持ちも分かる。でも歴史は絶対変えちゃダメ。」
「嫌だよ!だって....今日....総司は吐血しちゃうし平助は額を斬られちゃうんだよ!?舞姫は平助が心配じゃないの!?」
「そんなの....心配に決まってるじゃない!」
「だったら....!」
「琴音ぇ....お願い....。歴史を変えなで。もしも未来が変わってしまったら琴音や私は産まれないかもしれないのよ?」
「................」
「琴音....」
「....分かった。」
「ありがとう。じゃあ良いよ、会議に戻って。」
「うん....」