あなたに出会えて....






「チッ。近藤さんいいな?」





「あぁ。」






「お前等は帰る場所がねぇだろう?」






「「........はい。」」





そっか。忘れてたけど私達は未来から来てるから帰る場所がないんだ。







「今日からここに住め。」





............えぇ!?








「いいんですか!?」






「俺等の情報を長州の奴等にバラされても困るからな。」





「「ありがとうござます!!」」 







「だかな、ここにいるには何か仕事をしなきゃならねぇんだ。」






「あ、それなら私達剣使えますよ?」






「は?先の世は女も剣を使うのか?」
 





「いえ、私達は趣味ですよ。」






「なら、ちょっと腕試しにでもいくか。」







「でも私達、道着持ってないですよ?」






「仕方ねぇ。隊士の奴等にでも借りろ。」






そうして私達は道場へ向かった。







< 15 / 404 >

この作品をシェア

pagetop