あなたに出会えて....






「そんなところだな」



「なんで?」



「お前は壬生狼に大切にされているから」




「あぁ、さっき聞いたね」



「それな」




「じゃあもう一つ!桂さん、貴方の髪は鬘ですか?」



私がそう聞くとずれた髪の毛を光の速さで治していた。



「いや、自毛だ」



嘘でしょう?



私ビックリした。




まぁいいわ。そういうことにしといてあげよう。



「まぁ、そういうことだからこれからはここが君の家だ!」



いや、どういうことだし。



「私、帰りたいんですけど」




「仕事しようかな」



聞けやコラ。



総司……大丈夫かな……。







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