あなたに出会えて....
「ひーじかーたさーん!審判お願いします!」
「チッ。わーったよ。琴音と舞姫!お前等は竹刀と木刀どっち使うんだ?」
「「竹刀で!」」
ビュンッ。
ビュンッ。
私と舞姫が素振りをしていると沖田と藤堂は目をキラッキラと輝かせ、土方は口をあんぐりと開けて驚いていた。
「琴音さんと舞姫さんは強いんですね!!」
「うぉー!早く試合しよーぜ!」
「じゃ、まずは私からね!」
最初に試合を挑んだのは舞姫だった。
「両者構え!始めっ!!」
ドンっ。
舞姫は私程ではないがかなり強い。
現代では平祐と対等に戦えていたしね。
でもやっぱりいつも最後は....
パァァァァン!
「そこまで!勝者藤堂!」
「うわー!また負けたー!!」
「また?」
「あ!平祐じゃないんだった!すいません!」
「いや、俺も平助なんだけどね?」
「あ、そっか!」
「はいはーい!2人ともイチャつくのはそこまでにしてくださいねー!次は私と琴音さんの番ですから!」
「「べ別にイチャついてないし(ねーし)!!」」