あなたに出会えて....
「史実では天才剣士沖田総司は布団の上で亡くなっている。でもね、今歴史が変わりつつあるの。まだ希望はある。私が着いているから……私も一緒に頑張るから………養療しよう?私が治してあげるから……っ…」
私は目から溢れるものを抑えることが出来なかった。
辛いのは総司なのに……私は泣いちゃいけないのに………。
すると突然目の前が暗くなった。
「琴音、養療…しますね。」
「…ふっ……ふぇ……」
「その代わり、ずっと僕の側にいて下さいね」
「う…っ…ん!」
「クスッ」
こうして総司の闘病生活が始まった。