あなたに出会えて....
「私も!総司と外にお出掛けなんて久しぶりだもん!」
こうして五人でお買い物をすることが決まった。
「まぁ、病気の恋仲を外に連れ出すだなんて一体どういうつもりかしらね」
「ちっ。出たよクソばばあが……」
「失礼ね!私は男なのよ!ばばあじゃないでしょう!それに女子がそんな言葉遣い……あり得ないわ!」
「総司………コイツ斬っていいかしら?」
「お、落ち着いて!」
「ふん!恋仲の体調も気にかけられないような女子はすぐに捨てられちゃうのよ」
「……んだと…?」
「だーかーらー!恋仲の体調も気にかけられない女子はすぐに捨てられちゃうのよ!」
バチンッ
「何も知らないくせに……勝手なこと言わないでよっ!」
スパンッ
「………女子のくせに……許せないわ!私の頬を叩くだなんて!」
「伊藤さん、ここは僕の部屋です。お引き取りください」
「もう!そんなことより沖田君はよくあんな男みたいな女子と付き合えるわね!」
「伊藤さん」
「な、なによ」
「例え参謀でも……琴音を傷つける人は斬ります」