あなたに出会えて....




。*in広間*。




私達は広間へ着くと絶句した。





何故なら隊士の大半が死体と化していたから
だ。




「「総司!平助!おせぇぞ!」」





「「ぐはっ。」」





筋肉マンと巨人がそう叫びながら総司と平助に飛び蹴りをかました。





「左之さんに新ぱっつぁん何すんだよ!!」





「本当ですよ!痛かったじゃないです!」





「るせぇ!夕餉の時間すぎてんじゃねぇか!」





あらら。喧嘩勃発?止めるべき?




「舞姫さん止めるべき?」





「放っておけば?面白いし」



「それもそうだね。」





暫く4人の喧嘩を見ていると物凄い音が4回聞こえたと気づいた時には4人は頭を抑えてうずくまっていた。



4人の前には近藤さんと土方さんが二つの拳を抱えていた。




あぁ、拳骨喰らったんだな。





そんな風に眺めていたら私と舞姫の頭の上にも拳が一つずつ。





アレ?




「「痛ぁぁぁぁぁぁぁぁい!!!!!!!!!!!!」」




「喧嘩をしていた4人も悪いが見ているだけで
何もしないお前らも悪ぃ!」




「「そんなぁ~」」



くそ土方め。




私の天才的な頭脳にヒビが入っていたら




どうすんだ!この野郎!




ゴンっ。




え?( ̄▽ ̄)






「痛ぁぁぁぁぁぁぁぁい!!!!!!!!!!!!」






はい、本日2回目の拳骨頂きました。




「くそ土方だぁ?てめぇ、いい度胸してるじゃ
ねぇか。そこに直れ、たたっ斬ってやるっ!!!!!」





「上等だぁ。刀寄越しやがれ!斬られる前斬ってやらぁ!」






「やってみやがれぇ!」




私達が本気で斬り合を始めようとすると私は舞姫に、土方は隊士に羽交い締めにされていた。 



「おら離せ斎藤!俺はアイツを斬らにゃ気がすまねぇ!!」




「私もだ!舞姫離せぇ!!」




ゴンっ。ゴンっ。




声も出ません。




土方のよりも何倍も強い拳骨が降ってきました。




はい。本日3度目。ありがたや~。





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