あなたに出会えて....



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10月。








平助「伊藤さん…どうしたんですか?その…重要な話って……」















伊藤「あら、藤堂君やっと来たのね」














平助「遅くなってすいません」














伊藤「いいのよ、さぁ座って」














平助は屯所の近くにある料亭に呼ばれていた。














伊藤「実はね藤堂君、近々新撰組から離れようと思っているの。ある組織を結成させてね」


















平助「っ!?新撰組から…離れる……?」





















伊藤「そうよ。でも離隊という形で離れるから切腹にはならないのよ」















平助「よかった…」














伊藤「そこでね、藤堂君。貴方にも一緒に来てもらいたいの」

















平助「えっ……」
















伊藤「新撰組の方々と長いお付き合いをしている貴方にとっては辛いかもしれないけど考えて見てくださいね。もちろん恋仲の舞姫さんも大歓迎ですよ」















平助「分かり……ました…」
















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