あなたに出会えて....
「ったく…。気をつけやがれ!」
「ごめんって!」
「そんなことより土方さん!琴音から全ての仕事を取り上げてください!!!」
「俺もそのつもりだったがどうした?なんかあったのか?」
「なんもないし、仕事を取り上げないで!」
「総司、話せ」
「琴音は一度吐血しています」
「っ!」
土方は驚きのあまり文机に向けていた体を光の速さで琴音に向き直した。
「お前…まだ血は吐いてないって……」
「…………………。私もさっき思い出したの」
バチンッ
「そんな大事なことを何故忘れるんだ!!!!!!」
「いった!!!!!!」