あなたに出会えて....
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「琴音、琴音!おい!」
「ん〜あと半刻……」
「起きろ馬鹿!玄瑞のところに行くんだろ!」
バッ
「おはよ〜」
「一刻しか待たねえから早く支度しろ」
「ひど!」
そして晋作は本当に一刻しか待ってくれなかった。
「もう……朝餉食べられなかった」
「クククク、そうむくれるな」
「帰りお団子おごって貰うから」
「団子食いてえのか?だったらお前の頭に乗ってる物を食えば良いじゃないか」
私は今日髪を頭のてっぺんでお団子ヘアーにしていた。
「これは髪型!食べられませ〜ん!」