あなたに出会えて....



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「……ね……こ………と……ことね…琴音!」




「ん………」





「おはよう」




「……ま…ぃ…?」





「ふふふ、おはよう琴音」




「…………うぅ……っわぁ……会いたかった…」




「琴音、いつまでもうじうじしていたらダメよ」





「でも…私…舞姫がいなきゃ無理だよ…」





「手首も…こんなんになって……。もっと自分を大事にしてよ……。琴音は生きてるの。私や平助が生きたかった今を琴音は生きてるの!その命をもっと大切にして!!!」





「………ごめ……ん……ごめ…ね……うぅ……」




「琴音は総司に言ったんでしょう?刀を使わなくとも近藤さんを支えることは出来るって。総司が近藤さんを支えるのなら琴音は歳三を支えてあげて。これから沢山の人を失うことになるかもしれない。でも琴音なら乗り越えられるって私は信じているから。頑張る必要はないのよ?辛くなったら誰かを頼りなさい。琴音を助けてくれる人は沢山いる」




「うん…っ……うん……」





「ふふ、そろそろ時間みたいね」





「どういうこと?」





「琴音、貴方ならどんなに高い壁でも乗り越えられる。信じているからね。それから…大好きだよ……。さようなら、琴音」




「やだ…っ!舞姫!行かないで!舞姫!舞姫!」






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