あなたに出会えて....
「悪い、近藤さん。俺のせいで惨敗だ…」
「歳、お前はここまでよく頑張った。新撰組はお前に重すぎただろ」
「おぅ…」
「…江戸に…行くか……」
「そうだな。大将不在で戦なんて続けらんねえし」
「俺がいながらも…気づかずにすまんな…」
「いいのさ、それより総司達は大人しくしていたか?」
「あぁ。毎日新撰組の身を安じていたさ」
「そうか…」
「源さんや山崎の事だが…あれはお前のせいじゃない。己を責めるなよ」
「………わあってるさ」