あなたに出会えて....
「烝!しっかりして!烝!」
「……ぅ……る……さいねん……。耳元で……叫ぶな…や…」
「だって…だって……」
私は泣きながら烝の手を強く握り自身の額に押し付けた。
「……こと…ね…、わいは……先に……舞姫…や…、と…ど…はん…のとこへ……行っとる…で……。お前…は……後で……ゆっくり……来い…」
「………んな…こと……っ……言わないでよ…っ!」
「……すま…ん…な……。きょく…ちょ……ふくちょ……さいご……まで………いられんで……すいま…せん……。わい……し…せ……ぐ……みの……役に……立っと…り…ました…?」
「……あ…っ……あぁ…!…お前…っ…は……よく働いてっ……くれた!」
近藤さんは泣きすぎて上手喋れていない。それがまた私の涙腺を更に崩壊ささせた。
「……山崎…、お前ほど優秀な監察方はいねえ。キツイ任務を沢山やらせちまってすまねえな」
「……さいご……に……きょくちょ……たち……に……そう…言って…もらえて……良かった……。お…きた……なきむし……な……琴音を……ささえて……やれや…」
「もちろんですよ」
「は…は…っ…。わい…しんせ…ぐみ………に……入って……良かった……。皆はん……ほんま……あり…がとう…」
みんな……弱々しい山崎の言葉に涙が止まらず、私や近藤さんは声を上げて泣いていた。
「……ねむい…なあ……。少し…寝てもええ…です…か…?」
「……あ…っ…あ……。ゆっく…っり……やすっ…め……!」
「……………ありが……と……し……ん……せ……ぐ……み………」