あなたに出会えて....
次の日の道場にて....
「ほらそこっ!怠けるなっ!」
総司の代わりに組長として稽古をつけていた。
「アイツ、幹部のお気に入りらしいぜ。」
「へえ。だから組長任されたのか。アイツ弱そうだもんな。」
「女に剣道教えてもらうなんて武士として恥だ」
「へえ〜。黙って聞いていりゃ言いたい放題ってか?私はお前らが思ってる程弱かねえよ?つか、お前らより強いぞ?わかってんのか?組長任されたのは実力じゃボケッ!」
「んだとぅ〜?なら試合しようぜ。」
「いいわよ。手加減なしだからね?」
「当たり前だ!」
「おら、そこのヘボ隊士っ!審判やんな!」
「は、はひっ!」
マジでヘボだな。
「り、両者構え....始めっ!」
パァァァァァァン!
「なっ!」
「し、勝者黒崎っ!」
一瞬で隊士に勝った。
「ふふん。分かったでしょう?実は私、総司に試合で勝った事あるの。........てめぇらみたいなヘボ隊士に負ける訳がねぇだろ。あ"?」
「ヒィィィィ!すいませんしたっ!」
「ふんっ!分かればよろしい!........なんて言うと思った?逆らった、私をバカにした。よって、お前ら全員腕立て伏せ200回の刑じゃ!」
その後、隊士達の間に琴音を怒らせてはいけないという決まりが局中法度に加えられたとかられなかったとか........。