あなたに出会えて....






スパンッ




「土方さん、琴音が起きました!」




「琴音!大丈夫か?」



「大丈夫だよ!もしかして歳三心配してくれたの?」


 
「し、心配なんざしてねえわ!」



「ふふふ。ありがとう!」



「あーそれよりお前、しばらく休め。」




「え、私大丈夫だよ!今日からでも復帰できるし!」



「無理すんなまだ倒れたらどうすんだ!取り敢えず一週間だけお前に休暇を与える。」



「それは流石に....何か仕事するよ!」




「うるせえ。ほら仕事の邪魔だ!出て行け」



土方は私達をシッシッと追い払った。




「琴音、土方さんなりの優しさだから有り難く受け取っておいたら?」



「そうだね....。しばらく大人しくしてるよ。」
         


< 60 / 404 >

この作品をシェア

pagetop