忘れん坊サンタと雪だるま
――間に合うの?

雪だるまは心配そうに尋ねました。


『なぁーに、大丈夫じゃ!』

サンタクロースはニッコリ笑いました。


気が付くと雪は止んでいました。
そのせいか少しずつ温かくなり、雪だるまの身体は溶けだしてきました。



ポタポタ滴る汗、それでも、雪だるまは一生懸命サンタクロースの仕事のお手伝いをしました。


『何とか、終わりそうじゃあ。あとは、ピーターという男の子だけだな』
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