それでも私は恋をする
そんな日々が3ヶ月ほど続いたある夜。



平川さんが休みで、山積みの仕事を抱えていた。まぁ、めったに休まないし、お互い様だから…と黙々と仕事をこなしていた。



気がつけば、もう20時…。お腹すいたなぁ…。


「お疲れ様です。黒石さん、まだ頑張っているんだ?」



営業から帰ってきた十和田さんが声をかけてくれた。



「はい」



「頑張ってるご褒美に、食事に行こうか?」



その言葉に、自然と笑みがこぼれた。



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