それでも私は恋をする
初めて彼氏ができたのは二十歳のころ。ネットで知り合って、何度か話をしているうちに「会いたい」と言われた。
相手は、ちょっとぽっちゃりしたジャニ系。正直、全くタイプではなかったけれど、「好き」「タイプだ」なんて言われているうちに、その気になった。
そして、付き合ってほしいと言われて…あっさりとヴァージンを捧げた。捧げたというよりも、盗まれた感じだ。
彼は、店員が男だけの小さなスナックの店長だった。
そう。彼からすると私は、単なる客のひとり。
ようするに…言葉巧みに騙されていた…ということだ。
付き合っているうちに、薄々気付いてはいたものの…せっかく捕まえた『彼氏』を手放したくなかった。
でも、そんな嘘恋が続くはずもなく、3ヶ月で破局した。
相手は、ちょっとぽっちゃりしたジャニ系。正直、全くタイプではなかったけれど、「好き」「タイプだ」なんて言われているうちに、その気になった。
そして、付き合ってほしいと言われて…あっさりとヴァージンを捧げた。捧げたというよりも、盗まれた感じだ。
彼は、店員が男だけの小さなスナックの店長だった。
そう。彼からすると私は、単なる客のひとり。
ようするに…言葉巧みに騙されていた…ということだ。
付き合っているうちに、薄々気付いてはいたものの…せっかく捕まえた『彼氏』を手放したくなかった。
でも、そんな嘘恋が続くはずもなく、3ヶ月で破局した。