大好きな彼女

日常


 いつもと変わらない朝。

 俺は制服に着替えて、凛花を
 迎えに行く。

 「いってきます」

 「気をつけていってらっしゃい」

 母親が明るく返してくれる。
 俺は急いで凛花の家へ向かう。

 凛花の家に着き、インターホンを押す。
 すると、しばらくして玄関のドアが開いた。

 「あっ、おはよう。蓮君」

 「おはようございます」

 「凛花ねー、あともう少しで準備できるから
  それまで中で待ってて」

 「あー、はい」

 これはいつものこと。
 俺は早めに来て凛花の準備しているのを
 家の中で待たされる。

 「あっ、蓮っ。おはよ」

 「あぁ、おはよっ」

 「後もうちょっとだから待ってて」

 「あー、はいはい」

 

 

 
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