大好きな彼女
*体育祭 本番*
今日は、体育祭本番だった。
俺は、ベッドから降り、自室の
カーテンを開け、眩しいくらいの
朝日を体全体に浴び、体を伸ばした。
俺は、リビングに向かった。
すると、朝飯が並んでいた。
俺の分の・・・
多分、母さんは朝早くに出勤し、
家を出る前に俺の分の飯を作って
くれたのだと思う。
その朝飯をレンジでチンした。
俺は、まだ凛花のことを許した
わけではない。
でも、イライラした気持ちを
ずっと隠してきたから今のような
状態が続いている。
イライラしているからと言って
凛花のことを嫌いになったわけじゃ
ない。
嫉妬のせいで・・・イライラしたくない
凛花にイラついてしまった。
朝飯を食べ終わり、食器を片付け、
いつものように凛花を迎えに行く。
誰もいない家に「いってきます」
と告げて・・・。