大好きな彼女

隣のクラスのテントをみれば、
平田がいた。

「平田、ちょっといい?」

俺は平田を呼ぶ。

「ん?何?」

「告白しないの?凛花に・・・」

「何だよ、急に・・・」

「いや・・・別に・・・」

告白がしたいんだったら
それくらいのことはさしてあげられる。
そう思った。

「お前が言いっていうなら・・・
するよ?」

俺はもちろん許可した。

何も手を出さないと約束するならば
いいと思ったから。

「凛花に言っとくから・・・
放課後、どこで話す?」

「んじゃ・・・図書室」

「りょーかい。じゃぁーな」

「おう」


そう言って俺は再び自分の場所へと
戻った。

凛花に話すると「わかった」
と言っていた。

多分、鈍感だからなに言われるか
わかってないと思うけど・・・
結構無自覚何だよなー。
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