大好きな彼女
男女混合リレー
〜*〜*〜*〜*〜*
いよいよ、最後の競技、男女混合
リレーが始まる。
今、凛花と俺と優雅と堀内で入場門
の前に座り、待機中だ。
『最後の種目は、男女混合リレーです。
入場ー』
というアナウンスが流れ、音楽が
なり始めた。
それに合わせて駆け足で位置につく。
一年が走る準備をする。
これは、一応クラスでの対決だ。
「蓮ー、緊張するねー」
後ろから話かけてくる凛花。
「そうか?俺は、そんな緊張してねぇ。 あと、俺が頑張って差をつけるから
安心して?」
「ありがとー、蓮」
そう言って地味に俺の背中に抱きつく
凛花。
凛花に気を取られていると、
いつの間にかリレーは始まっていた。