大好きな彼女
学校に着いた。
「蓮ー!っとその彼女さん!おはー」
優雅が俺らのところに来て
わざわざ挨拶に来た。
「お、おはよ」
凛花は苦笑いしながら挨拶する。
「話しかけんな!凛花に」
「わりぃー」
絶対悪いと思ってないな、コイツ。
俺は、凛花の手を掴み、教室まで歩く。
優雅を無視するように・・・
「蓮、ひどい・・・待てよ、蓮」
そんな優雅の言葉を無視して俺らは
早歩きで教室に向かう。
「あっ、凛花ーおはよっ!優雅見なかった?」
「あっ、優雅君なら下にいたよ?」
「どうも」
堀内がそう凛花に聞くと、目では負えないほどの
速さで教室を出て行った。
「は、はやっ!?」