大好きな彼女
「襲ったりしねぇから・・・なっ?」
「仕方ないなー///」
よっしゃー!!!!
俺は心の中で喜んだ。
ちょっと声に出したら恥かしいし・・・
早く寝る時間になって欲しい。
すげぇ待ち遠しいし・・・///
「そういえば・・・もうすぐだね?
文化祭ー」
「あぁ」
正直言ってめんどくさいし
さすがにあのホスト姿は・・・
見られるの・・・やだね?
でも、凛花を見るのは楽しみ。
想像しただけでも、鼻血が出そう。
絶対可愛いからなっ!
「蓮ーーー、苦しいーーー」
「えっ?」
俺は凛花の腰に回していた腕が、
強かったみたいだった。
「あ、ごめんごめん・・・」
俺は少し力を緩めた。
「蓮?離して?一回離して?」
「やーだ」
誰が離すかよっ!
凛花を・・・
凛花が急に俺の方を見た。
「ほんと、お願い!離して?・・・」
凛花が上目づかいで俺を見る。
ほんとやめてほしい・・・
この瞳とこの角度はほんと苦手。
たぶん、どんなに時が経っても
この瞳と角度を克服することはたぶん
無理だと思う。
俺はそんな凛花にノックアウト。
離してしまった。
凛花は俺の横に座る。
「凛花?・・・」