大好きな彼女




「もう2学期終わりじゃん?
3学期終われば離れるかも知れない
じゃん?クラス・・・」


「あぁ」


「だから、寂しいなぁ、って・・・」


コクンと俺は頷いた。


「蓮が違うところに行っちゃいそうで
実はすごく不安なんだ」



そう思ってくれているこちが
素直に嬉しい。


凛花がそんなことを思ってる
とか・・・


予想もしなかった。


「あたしは・・・」


凛花は俺の顔の横に口を近づけて
囁いた。


「・・・何があっても、蓮が好きだよ」



えっ?
い、今何とおっしゃいました?


俺の聞き間違いじゃなかったら・・・
嬉しい言葉だったような・・・


絶対、顔が赤い。
凛花以上に・・・絶対赤い。


すげぇ顔が熱い。

熱が顔に一気に集まってきた。


「蓮ー、赤くなんないでよ///

あたしまで赤くなるじゃん///」


赤くならない方がおかしいでしょ?


今のはマジ反則だし・・・///


「りーんかっ」


俺は凛花の名前を呼び、抱きしめた。

あのセリフを言われた時は
悔しかった。


だから仕返しで・・・



「俺も凛花が好き。大好き」


俺は凛花の耳元で小さく囁いた。
すると、耳まで真っ赤になっていた。


すげぇ可愛い。


「凛花も顔赤いー」


体を離して意地悪そうに言った。


「蓮のせいだよー///」


「さっきは凛花のせいだったけどな?」


すると、また赤くなった。


顔が破裂するんじゃないかって
ほど・・・


「凛花、可愛すぎて俺やばいかも」


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