大好きな彼女


凛花を俺の方にグイッと引き寄せ
抱きしめた。


さっきよりも何倍も何十倍も強く強く
抱きしめた。


体を少し離して凛花の口を塞いだ。


しばらく凛花と見つめ合う。


「ふっ」


「えっ?な、何で笑うの?///」



「いやぁ、凛花すげぇ顔赤いから」


キスしたあととか、顔赤くなることが
すげぇ多い凛花。



でも、そんな凛花が可愛い。


「赤くないもーーーん///」



「いやいや、十分赤いから」


「・・・・・」


頬を膨らませ、そっぽ向いた
凛花。


多分、拗ねたふりなのかな?って
思う。


「凛花ー」


「・・・・・」


全然反応してくれない。


これは・・・・本当拗ねた?




「凛花ちゃーん・・・・」



「・・・・・・」


まじかよー。
ほんとに拗ねた見たいだ。
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