大好きな彼女

 「ふはっ、やっぱおもしれ」

 「~っ///」

 笑うと抱きしめていた手が離れた。

 - キ―ンコーンカーンコ―ン

 予鈴が鳴った。
 凛花はまだ、ご飯が食べ終わっていない
 状態で、俺は一つも手をつけてない。

 それは、授業を一緒にサボりたいから・・・

 「凛花ー、俺まだ飯食ってねー」

 「えぇー?まぁ、あたしもまだ・・・」

 「んじゃ、サボるか・・・」

 「だめだよー」

 凛花が俺の目の前でサッと立つ。

 さすが、学年トップ5に入るやつだよ。
 授業はちゃんと受けたいんだな。

 まぁ、凛花は塾行ってねぇし、学校の授業が
 勝負なんだろうけど・・・

 「俺を置いてくの?飯食ってない
  俺を・・・」

 俺は授業へと向かおうとする凛花の腕を
 掴み、上を向き、凛花の顔を見ながら話す。



 
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