大好きな彼女
今日は、トーストと目玉焼き
みたいだ。
トーストにはバターと苺ジャムが
塗られていた。
「「いただきます」」
手を合わせて言ったあと箸を持ち、
目玉焼きを食べる。
「凛花、今日も昨日も色々ありがとな!
おかげですげぇ助かった」
「ううん。また泊まらせてね!
結構楽しかったし」
満面の笑み俺に話をする凛花。
すげぇ可愛くていますぐ抱きしめた
かったけど・・・
食事中だし・・・無理だった。
残念・・・
食べ終わり、食器をキッチンまで
持って行き、水につける。
凛花は食器を洗ってくれている
みたい。
「俺、洗うよ?・・・」
「ううん、いいのー。泊めてもらって
るんだし・・・」
「俺が・・・無理や「いいのー!」
「無理やり泊めさせた」っと言う
つもりだったんだけど・・・
凛花の声とかぶった。
「サンキュ、凛花」
頭を優しく撫でた。
昨日も今日も凛花がいてすげぇ
助かった。
今まで見たことのない凛花も
見れたし・・・
ほんとまじ楽しかった。
こんな日がずっと続けば
いいんだけど・・・
さすがにそれは無理だ。
もうこれ以上、凛花の母さんに
迷惑はかけたくないし・・・
多分、頼んでも許してもらえない
だろう、と思う。