大好きな彼女

 「んー///」

 「?、凛花ー?」

 「蓮・・・その顔ズルイよ///
  その下から見た蓮の顔―」

 ぐいっ。
 掴んでいた凛花の腕を引っ張り、
 俺の腕の中へと収める。

 「凛花、可愛いー」

 「そんなことないー///蓮もかっこいいよ///」

 「ふはっ、サンキュ」

 耳まで真っ赤にする凛花が可愛く思えた。

 ゆっくり凛花とからだを離す。

 「やっぱ、凛花真っ赤―、可愛い」

 凛花の頭をクシャクシャと撫でる。
 可愛い・・・

 「ねぇ、いつもの蓮ってもうちょっとクール、
  って感じだよね?でも、今日は可愛い///」

 「ははっ、そーか?」

 「うん」

 授業はとっくに始まってるけど、逃げない
 ということは一緒にいてくれるってこと?

 

 

 
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