大好きな彼女
すげぇ恥ずかしかった・・・・
でも、凛花のメイド姿を見れて、それだけでも
嬉しい。
可愛くて仕方がなかった。
「そろそろ開店だから準備とか
急いでー!」
このクラスの学級委員が声を
張り上げる。
俺はテーブルを綺麗に拭き、メニューを
見栄え良く並べていった。
「もうすぐで開店だな?蓮ー」
誰かが俺の肩をトントンと
叩く。
「おぉー、優雅」
振り向くと優雅が立っていた。
「優雅もウェイター?」
「おう」
どうやら、俺と同じ仕事見たいだ。
さっき、『忙しいらしい』とか
言ってたな・・・
ふいに店の外を見る。
すげぇ行列ができている。
優雅も俺が何を見ているのか気に
なって同じところを見た。
「げっ・・・すげぇ行列ー。
大繁盛してんしゃんー」
「だな」
なぜか、凛花のことがすげぇ気になる。
誰かに襲われていないかとか・・・
いろいろと不安でいっぱい。