大好きな彼女



「オムライスにしよ?」




「それじゃぁ、屋上では食えねぇよ」





「食べ終わったら行けばいいじゃん?
だから、オムライスにしよ?」




「あーはいはい」



ってことで・・・
オムライスが食べられる店へと
向かった。



店の中に入ろうとすると・・・




男の人ばっかりだし、凛花の方を見て
「可愛くない?」っとか言っているのが
聞こえた。




「ここやめない?」




「なんでよー?いいじゃん!
行こ?」




そう言われて、腕を引っ張られ、
店の中に入れさせられた。




ここは男だけの店みたいだ。店員が。




さっきみたいなことが起こらないよう
に気をつけないと・・・




すげぇ凛花を狙ってる奴が多そう
だし・・・




オムライスを2つ注文し、料理を待つ。



暇だし・・・携帯を取り出し
開く。



凛花もすげぇ暇そうな顔してる。



「ふはっ、凛花って暇だとそんな
面白い顔すんだー」




ついつい笑みがこぼれた。




「携帯見てたのに同時にあたしの
顔を見るの・・・ずるい///」




あ、顔赤くなった。




やべぇー。
すげぇー可愛いんだけど・・・




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