大好きな彼女

 「蓮―、数学から教える・・・
  眠い?今日は帰る?」

 「え?・・・あぁ・・・」

 「んじゃぁ、帰ろ」

 「あぁ」

 ほんと眠いわ・・・。
 なんか、凛花には申し訳ないね。

 凛花の家に着いた。

 「凛花、何かごめん」

 「ん?いいよー。じゃ、また明日ね」

 「おう」

 こういうのが俺らの日常。
 放課後、勉強教えてもらう予定だったんだけど
 俺が授業中寝てて、寝ぼけているときは
 勉強をしないで帰るのが普通になった。

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