大好きな彼女
見られてるのはショック。
そんな、凛花が意地悪そうな顔してても
可愛いだけでしょ!
「凛花、その顔好きだよ」
「あたしは、蓮の顔すべて好きだし」
「それは言い過ぎでしょ、いくらなんでも
・・・」
しばらく歩くと・・・
「あっ、映画館だぁー」
さっきよりも断然テンションが高い。
笑顔度が増す。
「凛花ー、じっとしてー」
「えー、やだよー」
「出たよ、いつもの我が侭・・・」
「我が侭じゃないよ・・・」
「じゃぁ、なに?」