大好きな彼女
「蓮?夏祭りの前、一旦家に帰るよ?」

「・・・うん」

俺は、凛花を抱きしめる強さを強めた。

「蓮。やっぱ抱きしめる強さ、強いね?」

「・・・苦しい?」

「ううん、まだ全然!」

「じゃぁ、強くしていい?」

「えぇー、やだよー」

「何で?全然なんでしょ?」

「そうだけど・・・」

凛花、まじ、おもしろい。

「苦しいじゃん・・・///」

何でそこで赤くなる?
可愛すぎでしょ・・・。

何か、凛花が俺の隣で寝ているからか、
理性を抑えるのに必死だった。
いつか、凛花を襲ってしまいそうで・・・・

襲ったら、凛花が可愛いせいだ、って
言ってやるけどなっ!

そしたら、絶対、顔赤くなると思う。
そんな凛花が見たい、って思う俺が心の
どこかにいる。
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