大好きな彼女

 屋台が並んでいるところへと俺らは
 向かった。

 「あっ、蓮?わたあめ食べよ?」

 「・・・わたあめ?」

 「そっ、わたあめ!」

 子どもかよ・・・。
 ま、そこがいいんだけど・・・

 「あぁ、わかった。買お?」

 「やったぁー」

 すげぇ喜ぶ凛花。
 そして、俺は凛花にわたあめを買って、
 渡した。

 「凛花ー、一口ちょうだい?」

 「はい、どーぞ」

 「サンキュ」

 俺は凛花のわたあめを一口もらった。

 本当は優雅たちと来るはずだったんだけど、
 さっき、メールが来て・・・

 【今日、別行動にしねぇー?】って・・・・。

 それで、俺もあっさりおっけーした。
 というよりも、そっちの方がいいと思う。



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