大好きな彼女

「俺?まぁ、凛花よりは高いから。その方が
いいだろ?彼氏として・・・」

「うん、そーだね」

鍋を渡し、凛花がそれを受け取り、
コンロの上に置いた。

人参、ブロッコリー、ウインナー、玉ねぎなどを
慣れた手つきで切っていく。
すげぇ早い。意外と。
切るスピードが・・・やべぇーなっ。

「蓮ー?そんな見ないでよー///」

「恥ずかしい?」

「当たり前でしょ?///」

だって、暇だし、凛花のそばにいたいから。
離れるの嫌だし・・・。

「じゃぁさ、ギュッとしていい?・・・ってか
したい」

「やだ。作ってる途中だし・・・・」

「暇な時間だけでいいから」

「えぇー、やだよー」

はぁぁぁぁ。
ちょっとだけいじってみるか・・・凛花を。
暇だしなっ、見るだけじゃ。

俺は、凛花がいる、キッチンへと向かった。

凛花の真後ろに立ち、後ろからギュッと抱きしめて
見る。

「蓮ー、ダメだって言ったじゃん////」

「いいじゃん、我慢できねぇ男なのー」

「〜っ////」



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