大好きな彼女

わがままでめんどくさがりで
 なんでもまっすぐに言えるとこ。

 俺のあこがれでもあるこの性格。

 こいつはすげぇーって思う。
 なんでも人に言えるじゃん?
 俺はそんなことできねぇーから・・・

 だから、席替えの日から凛花を気になり始めた。

 告白したのももちろん俺から。

 俺は、席替えの日から一カ月たった頃に
 放課後、凛花を呼び出した。

 「倉本ー、ちょっと話いい?」

 「うん、いいよっ」

 俺は凛花を連れて階段の前で告白しようと決めた。

 「なに?」

 「あのさぁ・・・俺、倉本のこと好きに
  なった」

 「ぇえ!?嘘・・でしょ?///」

 「いや・・・まじ」

 「えっ?ぇえー!?」

 そんな驚くことかぁ??

 「で、返事は?」

 「はい。いいです」

 えっ?

 「まじで?」

 「うん」

 俺は心の中でガッツポーズをした。
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