大好きな彼女

 俺の言葉に一瞬目が思い切り見開いて、
 驚いている表情が見えた。

 「ヤキモチ・・・妬いてたの?」

 「あぁ・・・」

 「ほんと?・・・」

 「嘘はこんなところで付かない・・・
  ってか、つけない」

 嫉妬していたことを言うのが少し恥ずかしかった。
 顔が赤くなりかけてたと思う。

 「ありがとね、蓮」

 そう言って、俺に抱きついてきた。
 喧嘩して1日しか経ってないのに、なぜか
 久々に凛花に触れるきがした。

 「あたし、断るよ?生徒会の仕事・・・
  帰るの遅くなったりするから」

 「いいよ?引き受けて・・・」

 「ほんと?」
 
 「あぁ・・・・いいよ、やりたかったんだろ?」

 「ありがとー」

 凛花の目から涙があふれてきていた。
 俺は、その涙を優しく手で拭う。
 そしたら、凛花が笑顔を見せた。

 久々に見たと思う・・・こんな笑顔・・・


 
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