幸せのキーホルダー

【第二章】ピンクの心

今日の昼休みは教室で語ることにした。

【いずみ】「ねーねーみんな好きな人いる？」

ドキッッ。

【いずみ】「みきとかいそうー☆みき好きな人いる？」

ハッチャケみきが好きな人いるわけないよね。

【みき】「いるよ。」

えーマジでうそ!!

【いちご】「誰だれ？」

【はるみ】「うち予想つくー。」

【りか】「みき教えてー♪」

【みき】「恥ずかしいよー絶対言っちゃダメだよ。…けいすけ…」

「きゃーそうなの！！」

みんなの言葉が一気にはもった。

【はるみ】「予想的中★やっぱねー。」

【いずみ】「はるみは？」

【はるみ】「あたしは…たか…きゃー恥ずかしい。でもたか超かっこいいんだよ♪優しいし。」

【いちご】「そうなんだ。」


きっといちごはライバル心を持ったに違いない。いちごは負けず嫌いでかわいいから過激な戦いになりそう。


【いずみ】「最後にりかは？」

【りか】「あたしは…」

あたしが好きなのは*すばる*でもいずみといちごとプリを撮りに行った時いずみの好きな人もすばるだったから正直に言えない。どうしよう。

でもここは正直に☆

【りか】「あたしはすばるかな♪優しいし☆」

【いずみ】「そうなんだ♪」

正直に言っちゃったけどいずみにライバル心を持ってほしくない。
あーもう心が弾けそう！！

みんな心がピンク色になってる。見えないけどあたしには分かる気がした。