if


すこし赤みがかった空


僕はめいこに連れられ家に向かった


綺麗な家だった
彼女の家は人形やぬいぐるみが沢山あった
そういうお店なんだろう

二階がどうやら部屋みたいだ

「はやく上がって」


「あ…おじゃましますっ」


親とかはいないのかな…?三人家族には部屋が小さい気が...

「ここは主に人形を作っているお店。だからお母さん達は材料を探しにだいたい月の半分はいないの。それにお店のうえは私のお部屋、親は隣の工房の家にすんでるの。」



「そうなんだっ」


辺りを見回す
木でできてるからすごく落ち着く家だった

「はい。これ」

すこし古ぼけた日記



< 15 / 26 >

この作品をシェア

pagetop