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デート
めいこに元気になってほしい
だから今日は...
「ありがとうっ。本当に誘ってくれると思わなかった。来たかったんだよねーこういうところっ」
「あ...笑った?笑ってたほうがいいよ!」
「...。ね、らいきくんはなんで私と話そうと思ったの?だいたいみんな私と話そうとしないのに」
「ん?他の女の子とは違ったからかな。きっと...」
「目を見てどうも思わなかった?目の話を聞いてどうも思わなかった?」
「なんで?確かに綺麗だなーとは思ったよ?」
「本当は怖いと思ったでしょ?」
「えっ思ってないよ?だって、どうして自分の目がこうなったのかも分からないうえに、他の人とは違うものを背負って生きてる。めいこはすごいよ」
ビックリした顔をしてうつむいてしまった
「ごめん...気にさわるようなこといった?」
「...いった。ものすごーく...」
「あ、ごめんっ」
「ね!あれ乗ろうよ!」
「えっ!あれ?」
彼女が指すのはジェットコースター
...まじか
「ほーら!行こ?」
...こういう系好きなんだね。
僕少し苦手...
背伸びをしながら
「すーごく楽しかった!」
まんべんの笑みで
「僕も」
元気になってよかった
「すごく。すごく楽しかった。ありがとうね?」
また、彼女に取り込まれる