パパは幼なじみ
帰り道、それぞれの家に向かいながら早紀の愚痴を聞く。

「朝のありさ、見たぁ!?」
「あ、もちろん見たけど。てか、クラス全員が見てたよ、たぶん。」
「昨日の夜遅くにさ、ありさからメールきたんだけど、見てよこれ!」

早紀は自分の携帯を私に向けた。


 “帰りね。分かった。今日は徹くんに断っ   とくから。ありさは?”


「これって…」
「ね!ムカつかない!?」
「私が朝、早紀に送ったメール…」
「…え?あぁ間違えた。こっちこっち」


 “片倉ちゃ~ん!!こんばんは~(*´∀`*)
  あんね、お知らせお知らせ~(^^)w
  あっきがね、あ、片倉ちゃんが不良っ
  て言ってる人だよ(o^^o)
  明日から、一緒に学校行こうって言わ
  れたの~♪あ、帰りもw
  だからね~明日から一緒に帰れないみ
  たい(T^T)”


「んー…まぁ語尾とか顔文字には少しイラッとするし、文脈もちょい変だけど、ありさのメールってこんなもんでしょ、いつも。内容も別にそんなに…」
「これは序盤!返事打ってたら、見て!これきたんだって!」

< 118 / 128 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop