パパは幼なじみ
「分かったよ。じゃあ、ここからは私目線で話すね?昨日の帰りのことなんだけど…」
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「急にごめんね~、片倉ちゃ~ん」
「いいよいいよ。私も1人じゃ集中できない人だし。」
ありさが一緒にテスト勉強したいって言い出して、私たちは途中にあるファミレスに入った。放課後だし、パフェ食べながら勉強してたんだよね。
2時間くらいたった時かなぁ?
「あれ?あっきだ~!」
「え?藤島明正…って!真奈も一緒じゃん!」
「2人も混ぜて勉強しよ~う!」
ありさはファミレスを飛び出そうとしたけど、私は止めた。好奇心っていうの?出てきちゃって…真奈がいたら聞けないと思って、分かれ道の後を狙おうって提案した。
「藤島明正!!」
「あっき~!」
分かれ道を過ぎて1人になったアイツに声をかけたら、楽しそうな顔で振り向いた。
「よう、ありさ!と…」
「片倉ちゃんだよ~?」
「私のことはいいの。ねぇ、あんた。さっき真奈といたよね?理由と知ってること、教えなさい」
「…ほう。いきなり会うて“あんた”呼ばわりかいな。ま、強気の女は嫌いやない。せやけど有坂は確か…ありさの友達やろ?ちゅうことはおまえもやな?ええんか?友達の秘密、勝手に知ってしもうても」
「教えて」
藤島明正はニヤリと笑った。
「ええわ。全部教えたる。」
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「それで、林田と拓人さんと二股かけてて、ら王ちゃんと取り合いになってるって…」
私、有坂真奈は声も出なかった。
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「急にごめんね~、片倉ちゃ~ん」
「いいよいいよ。私も1人じゃ集中できない人だし。」
ありさが一緒にテスト勉強したいって言い出して、私たちは途中にあるファミレスに入った。放課後だし、パフェ食べながら勉強してたんだよね。
2時間くらいたった時かなぁ?
「あれ?あっきだ~!」
「え?藤島明正…って!真奈も一緒じゃん!」
「2人も混ぜて勉強しよ~う!」
ありさはファミレスを飛び出そうとしたけど、私は止めた。好奇心っていうの?出てきちゃって…真奈がいたら聞けないと思って、分かれ道の後を狙おうって提案した。
「藤島明正!!」
「あっき~!」
分かれ道を過ぎて1人になったアイツに声をかけたら、楽しそうな顔で振り向いた。
「よう、ありさ!と…」
「片倉ちゃんだよ~?」
「私のことはいいの。ねぇ、あんた。さっき真奈といたよね?理由と知ってること、教えなさい」
「…ほう。いきなり会うて“あんた”呼ばわりかいな。ま、強気の女は嫌いやない。せやけど有坂は確か…ありさの友達やろ?ちゅうことはおまえもやな?ええんか?友達の秘密、勝手に知ってしもうても」
「教えて」
藤島明正はニヤリと笑った。
「ええわ。全部教えたる。」
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「それで、林田と拓人さんと二股かけてて、ら王ちゃんと取り合いになってるって…」
私、有坂真奈は声も出なかった。